外壁塗装をDIYで考えている方へ|足場と塗装、プロが「そこだけ」アドバイスします

2026.07.01

「外壁塗装、業者に頼むと高いから自分でやってみようかな」

そう考える方が、ここ数年増えています。YouTubeやSNSにも塗装DIYの動画がたくさんあり、道具さえ揃えれば自分でもできそうに見えますよね。実際、コストを抑えたい、自分の手で家を手入れしたいという気持ちはとても素晴らしいものです。

ただし、外壁や屋根の修繕には、「自分でやると危険」「知らずに進めると後悔する」ポイントがいくつかあります。私たちは「全部業者に頼んでください」とは言いません。むしろ、DIYでやる部分と、プロに任せた方がいい部分を切り分けて、必要なところだけアドバイスやサポートをする、という形でお手伝いしています。

DIY外壁塗装で特に注意したいポイント

足場の設置は「自分で組む」が一番危ない

外壁塗装DIYで最初につまずきやすいのが、実は塗装そのものより足場です。

2階建て以上の住宅の外壁や屋根に手が届く高さまで作業するには、足場が欠かせません。ホームセンターやレンタル業者で足場材を借りて自分で組む方もいますが、これは労働安全衛生法上も本来、一定の知識と技能が必要な作業です。

  • 足場の組み方を誤ると、作業中の転落事故につながる
  • 強風や地震で倒壊するリスクがある
  • 隣家との距離が近い住宅密集地では、境界や道路使用の許可が必要になるケースもある

「塗料代を浮かせたつもりが、足場の事故で大きな出費や怪我につながった」という話は、決して珍しくありません。

塗装にも「見えない下地処理」という落とし穴

塗装作業そのものも、ただ塗料を塗ればいいというわけではありません。

  • 高圧洗浄でコケ・汚れ・古い塗膜をしっかり落とす
  • ひび割れ(クラック)をシーリングやパテで補修する
  • 下地に合わせて適切なプライマー(下塗り材)を選ぶ
  • 塗料の希釈率・乾燥時間を守りながら、規定の回数を塗り重ねる

この下地処理を省略したり、天候・気温を無視して作業を進めたりすると、数年で塗膜が剥がれてしまい、結局やり直しになることがよくあります。せっかくの労力とコストが無駄になってしまうのは、とても残念なことです。

「全部お任せ」ではなく「必要な部分だけ」アドバイスします

私たちがご提案しているのは、DIYを否定することではなく、危険な部分・専門知識が必要な部分だけをプロがサポートするという形です。

  • 足場の設置・解体だけを依頼する:安全な足場をプロが組み、その上でご自身が塗装作業を行う
  • 下地の状態を診断してもらう:ひび割れの補修が必要かどうか、専門家の目でチェックしてもらう
  • 塗料選びの相談をする:外壁材の種類や劣化状況に合った塗料をアドバイスしてもらう
  • 仕上がりの最終チェックを依頼する:塗り残しやムラがないか、プロの目で確認してもらう

このように、必要な工程だけをピンポイントでご依頼いただくことで、コストを抑えながら、安全性と仕上がりの品質を両立させることができます。

まとめ

DIYでの外壁塗装は、コストを抑えられる魅力的な選択肢です。ただし、足場の設置と塗装の下地処理には、事故や失敗につながりやすいリスクが潜んでいます。

「全部自分でやりたいけど、足場だけは不安」「塗装前に下地の状態を見てほしい」という方は、部分的なご相談だけでも構いませんので、お気軽にお声がけください。安全に、そして長持ちする仕上がりになるよう、プロの視点でアドバイスいたします。

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